感染対策への取り組みEfforts for infection control
感染対策4つのポイント
リスクと背中合わせの
業務だから、
細心の注意と
きめ細かな気配りで。
ゾーニング/カラーリング
清浄度が必要とされるスペースでは、そのレベルに応じて区域分けを行い、それぞれを色分けをして、マニュアルに沿った清掃作業をゾーン専用の清掃用具を使って行います。
清浄度ゾーン | 主な対象エリア | カラーリング |
---|---|---|
高度清潔区域 | バイオクリーン手術室、バイオクリーン病室 (HEPAフィルターで空調管理され、入室を制限されています) |
緑(白) |
清潔区域 | 一般手術室、清潔廊下、既滅菌室、無菌製剤室、など (HEPAフィルターで空調管理され、入室を制限されています) |
|
準清潔区域 | 手術部周辺区域(リカバリーなど)、NICU、ICU、CCU、分娩室、調乳室など | |
一般清潔区域 | 一般病室、デイルーム、診察室、待合室、玄関ホール、 検査室の一般区域諸室、内視鏡室、人工透析室など |
青 |
汚染拡散防止区域 | 患者用便所、使用済みリネン室、汚物処理室など | 黄 |
汚染管理区域 | 細菌検査室、感染症病室、解剖室、霊安室、RI管理区域など (空気清浄機による空気浄化や空調が陰圧に設定されています) |
赤 |
清浄度ゾーン | 主な対象エリア | |
---|---|---|
高度清潔 区域 |
バイオクリーン手術室、バイオクリーン病室 (HEPAフィルターで空調管理され、入室を制限されています) |
緑 (白) |
清潔 区域 |
一般手術室、清潔廊下、既滅菌室、無菌製剤室、など(HEPAフィルターで空調管理され、入室を制限されています) | |
準清潔 区域 |
手術部周辺区域(リカバリーなど)、NICU、ICU、CCU、分娩室、調乳室など | |
一般清潔 区域 |
一般病室、デイルーム、診察室、待合室、玄関ホール、検査室の一般区域諸室、内視鏡室、人工透析室など | 青 |
汚染拡散防止 区域 |
患者用便所、使用済みリネン室、汚物処理室など | 黄 |
汚染管理 区域 |
細菌検査室、感染症病室、解剖室、霊安室、RI管理区域など(空気清浄機による空気浄化や空調が陰圧に設定されています) | 赤 |
オフロケーション方式
スタンダードプリコーション(標準的な院内感染対策)にもとづく清掃方式を「オフロケーション」といいます。
- ①使い捨て資器材を使用する
- ②クリーニングによる再利用資器材を患者さまごと、
または部屋ごとに交換する
などの方法で実施します。
資器材はそれぞれのメリットとデメリットを考慮して、ご担当者さまと協議して選定します。
高頻度接触表面の清掃
人の手が良く触れる(高頻度接触箇所)は、接触感染を防ぐために 確実な清掃を行う必要があります。ダスキンヘルスケアでは、高頻度接触箇所をしっかりと理解した上で清掃を行っています。
CDCの定める高頻度接触箇所
17項目(病室)
1 | ベッド手すり、コントローラー | 10 | ドアノブ(病室内) |
---|---|---|---|
2 | テーブル | 11 | 浴室ドアノブ |
3 | IVポール(点滴スタンド) | 12 | 浴室内電灯スイッチ |
4 | ナースコール | 13 | 浴室内手すり(トイレ横) |
5 | 電話 | 14 | 浴室内シンク |
6 | ベッドサイドのハンドル | 15 | トイレ便座 |
7 | 椅子 | 16 | トイレフラッシュ用ハンドル |
8 | 病室内シンク | 17 | 便座クリーナー |
9 | 電灯・エアコンスイッチ |
1 | ベッド手すり、コントローラー |
---|---|
2 | テーブル |
3 | IVポール(点滴スタンド) |
4 | ナースコール |
5 | 電話 |
6 | ベッドサイドのハンドル |
7 | 椅子 |
8 | 病室内シンク |
9 | 電灯・エアコンスイッチ |
10 | ドアノブ(病室内) |
11 | 浴室ドアノブ |
12 | 浴室内電灯スイッチ |
13 | 浴室内手すり(トイレ横) |
14 | 浴室内シンク |
15 | トイレ便座 |
16 | トイレフラッシュ用ハンドル |
17 | 便座クリーナー |
感染症対策研修
入社時の初期研修および年2回の再トレーニング時に、 感染対策の研修を実施し、知識・技術を習得します。感染 症病室の清掃は、個人保護具の着脱方法や清掃方法の訓練を受け、 知識・技術を習得したスタッフに限定して人員の配置をいたします。